under the same skyでマリーとハウステンボスのチューリップが映っていたので
「フランスのためにマリー・アントワネットはジャガイモの花を愛し、フランスでのジャガイモ普及にチューリップがヒントになった」というエピソードを(ちょい長め)— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
当時のフランスは飢饉に見舞われ、その解決のために薬剤師パルマンティエとルイ16世はジャガイモをフランスに普及させようとしていた。
しかしジャガイモは農民に対するウケが非常に悪かった
(美味しく食べる方法が知られてなかった。有毒性のみが流布されていた。などが理由にあげられる)— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
これに対しルイ16世はジャガイモの花束を献上を受けてみせたり、マリーの美しい髪にジャガイモの花飾りを付け舞踏会に登場した。
これによりフランス上流階級の間で観賞用としてジャガイモ栽培が流行った。
マリーはフランス上流階級における流行の最先端、ファッションリーダーだったから。— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
次に国営農場でジャガイモを栽培し
「これはジャガイモといい、非常に美味で栄養に富むものである。王侯貴族が食べるものにつき、これを盗んで食べた者は厳罰に処す」という看板を立てた
夜はワザと警備を手薄にした結果、好奇心でジャガイモを盗み出す者が相次ぎ、こうしてジャガイモは普及していった— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
で、この策略は
オランダのチューリップの父と呼ばれるクルシウスが珍しいチューリップを栽培するも、球根を誰にも譲らなかったので、好奇心を持った栽培家たちなどに球根が盗みだされてしまった。
というような話をヒントに閃いたものとされている— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
以上がフランス国民を飢饉から救うためにジャガイモの花を愛したマリー・アントワネットと、その普及にチューリップがヒントになったという話です。
(マリーがジャガイモの花を気に入っていたのは事実だけど、それがジャガイモ普及のためだったのか…は意見が別れてるらしいけど)— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
ちなみにコレがマリー・アントワネットが気に入っていたというジャガイモの花です
— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
ヘタリア経由でフリッツ親父ことフリードリヒ2世を思い出す人もいるようで。
似た逸話で(他にも「栽培拒否したら鼻を切り落とす」と脅す話もある)ドイツにジャガイモを普及させたと言われるフリードリヒ2世は在位1740-1786。
ルイ16世は在位1774-1792と大体同時期の王様同士です— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
彼らより早くジャガイモを普及させようとした人物としてエリザベス1世(在位1558-1603)がいます
まず上流階級に流行らせようとジャガイモパーティを開くのですが知識が無いコックが根と茎を調理、彼女はソラニン中毒になり命を落としかけます
この話が広まり欧州でジャガイモが敬遠される一因になると…— 鳥@FGO (@FGO0TM) 2020年06月03日
@FGO0TM 禁止すればするほど人は興味を抱く。
人に興味を抱かせるには禁止すればいい。厳格な家庭に育ったが故に特殊な性癖に目覚めたという話もよく聞きますし、非常に参考になるエピソードですね。
— ごろ (@goro0115) 2020年06月03日
@FGO0TM お馬鹿が喧伝されているマリーアントワネットさんですが、今の歴史研究でかなりまともな王妃であったとわかってきてます。ついでに夫のルイ16世は背が高いマッチョなハンサムさんで割と頑張って政治を取ろうとしていたそうです。
— 中野彰子 (@toki21991) 2020年06月03日
@toki21991 @FGO0TM 発端になりましたFate/GrandOrderというゲームアプリでは、「まともな王妃」としての史実に近いマリーアントワネットが活躍していますよ。
ご興味ありましたら是非。
因みにヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトも同時に登場します— リョウケン (@Learner_fate) 2020年06月03日
@FGO0TM わざと盗ませる方のジャガイモしか知らなかった
— 獣友太郎@ナギナ民 (@daiki69698516) 2020年06月03日
@FGO0TM この逸話を、マンガの『信長のシェフ』でも取り上げられていましたね。
あえて禁止させたり、上流の人たちに流行らせたりして注目させる方法は現代もまたそのとおりですよね。
— アルク(力口さとよ) (@bangkokoro) 2020年06月03日
桜の花見がダメならチューリップを見ればいいじゃない。